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伝説ドラマ『101回目のプロポーズ』の【続編】を見る前に知っておきたい♪

101回目のプロポーズ

「僕は死にましぇん! あなたが好きだから、僕は死にましぇん!」

このセリフ、聞いたことがありますよね?

トラックの前に立ちはだかり、愛する女性に叫ぶ男性。

これは、1991年に放送された伝説のドラマ**『101回目のプロポーズ』**の、あまりにも有名なワンシーンです。

そして、あの感動の物語が、34年の時を経て続編として帰ってくることになりました。


「あのドラマってそんなにすごかったの?」
「そもそもどんな話だったっけ?」


そんな風に思っている人もいるかもしれません。

そこで、続編が始まる前に、まずは前作の魅力をぎゅっと詰め込んでおさらいしましょう。

これを読めば、続編が100倍楽しめること間違いなしですよ!

 

 

なぜ今、続編が生まれたの?

34年ぶりにこの伝説のドラマが帰ってくることになったのには、驚きの「運命的な出会い」がありました。

実はこの続編、脚本家の鈴木おさむさんが長年温めてきた企画だとか。

鈴木さんは、2022年の映画『トップガン マーヴェリック』を見て、「日本でも、80年代や90年代のドラマの続編が作れるんじゃないか?」と思いついた時に、この物語が頭に浮かんだと語っています。

しかも、その時にすでに「あの達郎さんに、綺麗な娘がいて、その娘に達郎さんと同じようにフラれ続けた男が恋をする」という物語まで思いついていたのだとか。

さらに、その不器用な主人公を、日頃から注目していた霜降り明星せいやさんに演じてもらいたいというアイデアも同時に浮かんだそうです。

鈴木さんの熱い思いと偶然のひらめきが重なり、この続編**『102回目のプロポーズ』**は生まれたんですね。

武田鉄矢さんと浅野温子さんの名コンビが再登場するだけでなく、主演には今話題の女優、唐田えりかさん。そして、その恋の相手をせいやさんと、実力派俳優の伊藤健太郎さんが演じるという、豪華なキャスト陣も見どころです。

 

視聴率36.7%! 社会現象になった伝説のドラマ

101回目のプロポーズ

101回目のプロポーズ』は、ただの恋愛ドラマではありませんでした。

最高視聴率はなんと**36.7%**! これはテレビドラマの歴代視聴率ランキングでも上位に入る驚異的な数字です。

毎週月曜夜9時には、多くの日本人がテレビの前に釘付けになりました。

当時の社会はバブル景気の余韻が残る一方で、多くの人々が心の豊かさを求める時代。そんな中で、不器用だけど真っすぐな愛を描いたこのドラマは、多くの人々の心にひびきました。

あらすじ解説:達郎と薫、二人の奇跡の物語

101回目のプロポーズ

このドラマの主人公は、建設会社で働く星野達郎(武田鉄矢)。
彼は見た目も不器用さも"さえない"男性で、これまでに**99回お見合いに失敗**しているという記録の持ち主です。

そんな達郎が、100回目のお見合いで出会ったのが、美しくも心に傷を抱えたチェロ奏者、**矢吹薫(浅野温子)**でした。

薫は5年前に結婚を約束した恋人を、交通事故で亡くしていました。その心の傷が癒えず、最初は達郎の不器用な優しさに戸惑い、彼を拒絶します。

しかし、達郎は決して諦めませんでした。


どんなに冷たくされても、どんなに辛くても、彼は何度も何度も薫にプロポーズし続けます。

「僕は死にましぇん!」というあの有名なセリフも、薫が冗談半分で言った言葉に対し、達郎が命がけの愛で応えたシーンでした。

不器用で格好悪い達郎の、見返りを求めない一途な愛は、やがて薫の凍った心を少しずつ溶かしていきます。そして、二人はやがて結ばれることに……。

これは単なるラブストーリーではなく、「愛は条件じゃない」というメッセージを日本中に届けた、感動のヒューマンドラマなんです。

 

続編『102回目のプロポーズ』のストーリーは?

続編

気になる続編のストーリーですが、『101回目のプロポーズ』で結ばれた達郎と薫のその後の物語が描かれます。

二人の間には娘が生まれており、その娘・星野光(唐田えりか)が本作の主人公となります。

光は母親の薫と同じくチェリストの道を歩む美人で才能あふれる女性。そんな彼女に恋をするのが、これまでに**99回女性にフラれてきた「非モテ男」**の空野太陽(せいや)です。

しかし、光にはすでに超イケメンでピアニストの恋人、大月音(伊藤健太郎)がいます。

非モテ男・太陽と、イケメン御曹司・音。かつて自らも不器用な恋を成就させた達郎は、どちらの男を娘の結婚相手として認めるのか……? 親子二代にわたる、愛の物語が始まります。

 

時代を超えても変わらない「愛のカタチ」

34年という長い年月を経ても、『101回目のプロポーズ』が色褪せないのは、時代を超えても変わることのない普遍的なテーマを描いているからです。

「愛は条件じゃない」という前作のメッセージは、物質的な豊かさや表面的なスペックが重視されがちな現代において、むしろさらに深く心に響くかもしれません。

続編では、達郎と薫が築いた温かい家族の物語が描かれることで、愛のカタチがどのように受け継がれていくのか、そして新しい世代がどんな風に愛を見つけていくのかが描かれます。

達郎と薫のその後の人生、そして彼らの娘・光が選ぶ新しい恋の行方。ぜひ、伝説の物語の続きを、その目で確かめてください!